沿革​

1987年、フィンランドのクオピオにて設立されたMedfilesは、フィンランドで最初の民間企業によるCROでした。 5人の個人株主と4人の従業員から始まった組織は、現在、180人以上の専門家を擁する組織に成長しました。35年の歴史と会社の発展をご紹介します。

  • 1987

    フィンランド、クオピオの温かなスモークサウナの中で、医薬品開発、化学分析のためのサービスを提供する組織設立のアイデアが検討され、クオピオに本社を置く当社が設立されました。​

  • 1990

    臨床試験、薬事関連業務、販売承認、およびマイクロバイオロジカル分析サービスを開始しました。

  • 1993

    エストニアで最初の臨床試験が開始されました。​

  • 1994

    当社は、製薬会社として活動する権利を与えられ、それにより、当社は治験薬をパッケージ化し、ラベルを付け、ランダム化し、治験サイトに配布を開始しました。​

    本社をクオピオ市内のより広い敷地に移転。また、ヘルシンキにオフィスを開設しました。

  • 1995

    タンペレにオフィスを開設しました。​

  • 1996年

    クオピオのMedfiles本社をさらに広い敷地に移転しました。オウルにオフィスを開設し、フィンランド国内で事業を拡大しました。エストニアのタルトゥに子会社を設立し、臨床試験サービスの機能を大幅に拡大しました。​

  • 1997年

    当社を以下の2つの会社に分割しました。
    ・医薬品分析、マイクロバイオロジカル分析サービスを提供するMedfiles Pharma Ltd.
    ・臨床試験と薬事関連サービスを提供するMedfiles Ltd.

  • 1998

    データ管理および生物統計サービス、品質保証サービスを開始しました。フィンランドの規制当局により、当社のラボラトリーに対する最初のGMP検査が実施されました。

  • 2000年

    薬価と償還プログラムの申請に関するサービスを開始しました。

  • 2001

    トゥルクにオフィスを開設しました。ヘルシンキオフィスは、エスポーのより広い敷地に移転しました。FoodFiles Ltdとのコラボレーションにより、食品分野における臨床試験、薬事関連サービスの提供を開始しました。​

  • 2003年

    ファーマコビジランス(安全性情報管理)サービスを開始しました。

  • 2004年

    CMOサービスを開始しました。​

  • 2005年

    分析サービスにおいて、GMP認証が義務付けられたことにより、GMPライセンスを申請し付与されました。Medfiles LtdとMediPharmia Ltd を Medikalla Ltdに統合しました。

  • 2006年​

    本社をクオピオのVolttikatuのより広い敷地に移転し、分析サービスをさらに拡張できるようになりました。バルト諸国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で薬事関連サービスを開始しました。

  • 2007年​

    ラトビアのリガ、リトアニアのビリニュスにそれぞれ子会社を設立しました。

  • 2008年​

    MedikallaLtd は社名をMedfiles Ltdに変更しました。医療機器分野における薬事関連サービスを開始しました。

  • 2010年​

    クオピオのラボラトリーとオフィスをVolttikatu8の新たな施設に拡張しました。それにより、吸入薬分析(インハレーション製品の分析)の大幅な拡張が可能となりました。

  • 2011

    ヘルスエコノミクスのためのサービスを開始しました。ヘルシンキオフィスは、ヴァンタのより広い敷地に移転しました。

  • 2013年

    製品開発および安定性試験のための施設を大幅に拡張しました。

  • 2014年​

    食品および栄養分野における薬事関連サービスを開始しました。当社は、FoodFiles Ltdの商標権を取得しました。また、FoodFiles Ltd が以前に提供したサービスを引き継ぎました。食品および栄養製品分野のサービスは、医薬品と食品業界における当社の地位を大幅に強化しました。QP (Qualified Person)サービス`を開始しました。​

  • 2015年​

    GMPライセンスの延長が適用され、無菌試験とエンドトキシン試験に関すサービスを拡張しました。

  • 2016年​

    GMPライセンス拡張が適用され、マイクロバイオロジカル試験の機能は、クオピオのNeulaniementie(Bioteknia)の新しい施設に移転しました。

  • 2017年​

    当社は、日本法人であるWDBホールディングスの100%子会社となりました。日本、米国を中心とするグループ会社と協力して当社がグローバルに成長する可能性を高めました。​

    新たに発足したCIOMSワーキンググループとのコラボレーションを開始しました。

  • 2018年​

    治験薬のための新サービスとして、製造、パッケージング、ラベリングを開始しました。 ​

    東京に営業所を開設しました。​

  • 2019年

    当社は、アメリカ、ニュージャージー州に拠点を置く姉妹会社であるDZS Clinical Services とのコラボレーションを開始しました。​

    医薬品研究開発、治験薬開発製造、食品・飼料等の非医薬品分野への展開により、サービスポートフォリオを強化しました。​

    ヴァンタのヘルシンキオフィスを増床しました。​

  • 2020

    姉妹会社であるDZS社との共同で国際臨床試験サービスを開始しました。また、ファーマコビジランス(安全性情報管理)サービス、食品薬事の分野においてもアメリカ、ヨーロッパ間でのコラボレーションの強化を開始しました。​

  • 当社の成長は続きます。​

    わずか数人によって構想された小さな会社は、何年にもわたって約200人の従業員のビジネスに成長しました。今日、当社は、北欧およびバルト諸国で最も古く、最大のCROのひとつであり、包括的なサービスを提供しています。​